子供の風邪は何科にかかる?
一概に子供といっても産まれたての赤ちゃんから中学生までと全然違いますよね。
産まれたての赤ちゃんから幼稚園生くらいまでだと大人と違って自分の体調不良を明確に伝えられないときが多いですよね。親御様としては、心配が常についてまわる問題だと思います。いつもと比べて機嫌が悪いなど親御様にしかわからない内容もあると思います。そんなときは気軽にご受診いただければと思います。
発熱だけの場合や消化器症状(嘔吐や下痢)を伴う場合はまずは小児科を受診しましょう。それでもお熱が下がらない場合は耳鼻科の受診も検討しましょう。発熱の原因がわからないもののなかに急性中耳炎の場合も多く、小児科でお熱が下がらないときはご相談ください。
鼻水や咳などが症状がある場合は耳鼻科の受診をお勧めします。産まれたての子供は当然のことながら3歳くらいまでは自分で鼻をかんだり、痰を上手く吐き出したりすることができません。しかしなんでもかんでも抗生物質を使うことはおすすめできません。抗生物質を使いすぎると耐性菌といって、その抗生剤が効かない菌を生み出してしまうことがあるのです。耳鼻咽喉科では、鼻やのどの処置を行うことでお薬を必要最低限にして、子供自身で病気に立ち向かう手助けをすることができます。通院自体は大変だと思いますがこまめな通院が子供の病気回復には最も重要なのです。
当院では症状にはよりますが、来院が可能であれば連日の来院もお勧めすることが多いです。また当院では鼻吸い優先権として、鼻を吸うだけの処置は待ち時間なく優先的にご案内しております。お気軽にお越しください。