聴診器って何を聞いているの?

聴診器を使って、肺と心臓の音を聴いています。

まずは肺です。肺は息を吸ったときと吐いた時の音をそれぞれ聴いています。呼吸時の空気の流れを聴き病気の診断をします。肺は一つの大きな袋ではなくて右は3葉、左は2葉に分かれてます。左右ともにそれぞれ独立しているので音を聴くために場所を変えています。

次に心臓では、心音と心雑音を聴き分けてます。心臓の音とは、弁の音の大きさや弁が閉まるまでの時間は決まっていてそれらの「音の大きさ」「弁の閉まる速度」を聴いてます。心雑音とは、心臓の中の血液の流れを聴き乱れていないかを判断しています。これらの組み合わせで、心臓の病気を診断します。