突発性難聴とは?
突発性難聴の主な症状は特に原因がなく、突然耳の聞こえが悪くなる病気です。難聴の種類としては、感音難聴といい、内耳が原因と考えられています。
難聴に関しての詳細は難聴の項をご参照ください。
突発性難聴の原因とは?
いまだに突発性難聴は原因が分かっていないですが、循環障害やウイルス感染、免疫異常などの関与が考えられています。
最近では細胞のストレスの影響もあるのではないかと考えられています。
突発性難聴の治療方法とは?
突発性難聴とは昔からある病気にもかかわらずいまだに確立した治療法がないのが現状です。一般的に行われる治療としては以下のような治療が挙げられます。
- ・代謝・循環改善薬
- ・高気圧酸素療法
- ・ステロイド治療(内服/点滴/鼓室内投与)
*鼓室内投与とは、鼓膜に小さな穴を開けて直接鼓膜の内側にステロイドを注入する方法です。
なぜ治療方法が確立させることが難しいのでしょうか。それは突発性難聴は何も治療をしなくても治ってしまうこともあるため、薬が効いたのか自然とよくなったのかを判断することが難しいためです。
突発性難聴の予後について
予後とは、聴力が改善するかどうかということです。
以下の場合には予後はよくないという報告があります。
- 受診時に難聴が高度
- めまいを伴っている
- ご高齢である
- 発症してから受診するまでに2週間以上経過している
突発性難聴だと思ったら、お早めに市川ピースクリニックへご相談ください
このようにまだ分かっていないことが多い病気ですが、耳の聞こえがおかしいと感じた場合には早めに病院を受診し、原因を突き止めることが重要です。難聴には他にもメニエール病や低音障害型感音難聴など様々な病気があるため、きちんと検査をして治療を行いましょう。
メニエール病に関してはメニエール病をご参照ください。